しわ(シワ)の治療
しわとは
しわは加齢、紫外線、活性酸素が原因で真皮のコラーゲン、エラスチンが変性することにより生じます。 それに加え、乾燥による小じわ、ちりめんじわ、表情筋を動かすことにより深くなる表情じわ、たるみによるしわがあります。

院長 川嶋千朗がガルデラマ社(スイス)よりヒアルロン酸注入におけるマスタークラスの称号である“指導医”です。
しわができる主な原因
- 紫外線
しわができる大きな原因が紫外線の影響です。
真皮層まで届く紫外線(UVA)は、コラーゲン繊維、エラスチンを変性させることで、皮膚が弾力を失い、結果しわやたるみの原因となります。
また、表皮に影響がある紫外線(UVB)においても、角質層を乾燥させるため、細かい浅いしわ(小じわ)ができる原因になります。
さらには、紫外線を浴びることにより活性酸素が発生します。この活性酸素は皮膚細胞の状態を悪くし、やがてコラーゲンやエラスチンが正常に生成されなくなることで、しわができる原因になります。
- 乾燥
一般的に小じわ・ちりめんじわ(細かいしわ、浅いしわ)は乾燥が一つの原因と言われています。
肌は、角質層の中にある細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)の働きによって必要な水分量を保持することにより、滑らかでキメの整った美しい肌が保たれています。しかし、加齢や不規則な生活習慣が原因で細胞間脂質やNMFの生成が滞り、水分を充分に保持することが出来なくなると乾燥しがちな肌になります。また、乾燥した空気に長時間さらされると、表皮の水分が蒸発し皮膚が硬くなり、さらなる小じわの原因につながります。
- 加齢
加齢により、様々な要因で真皮のコラーゲンやエラスチンが変性しやすくなります。
すると肌がハリや弾力を失い、しわをつくる原因になります。
さらに、重力による皮膚組織の落下=たるみを生じやすくなり、しわが生じます。
しわの種類
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主に乾燥が原因でできるしわ。
目の周りや、口元、頬など比較的皮膚の薄いところに
生じます。 |
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喜怒哀楽を表す際に、表情筋といわれる筋肉が働きます。
この表情筋によって表れるしわ。目尻や、眉間・額などに生じます。 |
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真皮層の衰え、たるみなどの影響で生じるしわ。
ほうれい線(鼻唇溝)や、額、マリオネットライン、目の下、眉間などに生じます。 |
基本的には、真皮のコラーゲンを再生させることが必要になりますが、特に小じわ、ちりめんじわには保湿が必要です。また、表情じわには表情筋の動きを局所的に麻痺させるボトックス、たるみや深いしわにはコラーゲンやヒアルロン酸注入が効果的です。
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